

第1回 IoT勉強会に参加しました
初めまして。ソリューション開発部の羽澤です。
先日社内で開催された、IoT勉強会に参加してきました!
IoT勉強会の準備について、講師の倉橋さんが記事を書いてくれているので、先にそちらもご参照ください。
IoTに興味があったものの、知識はゼロ。なんとなくハードルの高さを感じていて足踏みしていた状態でした。そんな中、倉橋さんからの「IoTに興味ある人ー!」という嬉しい呼びかけに反応し、勉強会に参加させて頂いた形です。
今回はマイコン体験がメインでした。内容は大きく分けて下記の3点でした。
- 座学
- ブレッドボードにモニターを設置し、文字を表示する
- ThingSpeak(クラウド上)にデータを送る
まずは座学から。基礎知識や実施する上での注意点など。こんなことをすると壊れるよ〜など。また、部品名もわかっていない参加者たちなので、各部品の名前から役目までの説明がありました。
あとはプログラムも必要となりますので、環境のセットアップを行いました。今回使ったのはSketchという言語。C/C++をベースとした言語だそうです。ArduinoIDEを利用し、コンパイルから実行まで行いました。
さて、いよいよマイコンと触れ合う時間がやってきました。まずは文字を表示するだけ。完成品のイメージはこんな感じ。センサーから入力された値が、モニタに表示されています。綺麗ですね。こんな小さなモニターで、そんなに高いものでも無いようですが、かなり綺麗に表示されています。


というわけで、これを目指して組み立てをしていきます。
今回は、ハンダが不要なブレッドボードを利用しました。線や部品を刺していくだけで、ハンダがなくてもOKな敷居の低いものでした。プログラムに関しては今回は完成したコードを頂けたので、そのまま実行することができ、マイコンの組み立てに集中することができました。
ブレッドボードと表示器を、ジャンパワイヤーで繋いで完成!


白いのがブレッドボードです。くっついている四角いのが表示器となります。完成したコードをコンパイルし、いざ実行!


出ましたー!と言っても、一発ですんなり成功したわけではありませんでした。設定をミスっていたり、部品との相性が悪かったので交換したりと、いろいろありました。1人だと1日潰すレベルのものでしたが、講師の倉橋さんに対応して頂き、さくっと進むことが出来ました!
今回はセンサー取り付けまで進めなかったので、出ているデータはダミーのデータとなります。まずはマイコンに文字を表示させることに成功しました。次はこのダミーデータをクラウドに転送してみます。
データを送るのは、ThingSpeakというサービスです。IoT向けのサービスで、データの蓄積とグラフ化などの可視化を行ってくれる素敵なサービスでした。
アカウントを取得し、Wifi接続&データ転送のコードをgitから取得して実行!
おおおおおおおおお!


グラフ化されました!ダミーデータなのでいい感じのグラフにはなりませんが、それは次回以降に期待することとします。
このあと、コードの読み合わせがありましたが、読むためのハードルは、それほど高いとは感じませんでした。C言語の経験があるからだと思います。
ただし、マイコン特有の考え方は当然ありますので、明日からサクサク書ける!とは行きませんね。ここから勉強が必要にはなりますが。「何を勉強すればいいかわかった」というのが、今回一番の収穫となりました。
楽しかったー!
おまけ
私はマイコンの部から参加したのですが、その前にハンダ付けの部というものが開催されておりました。人数が限られており、高校時代にハンダ付けを経験してきた私は遠慮しましたが、その様子だけお届けします。




なんか私が高校で体験した時よりも、豪華な機材が使われていました。こちらの方がやりやすそうでいいですね。私はテーブルに置いてハンダ付けしていた記憶があります。皆さん真剣で、でも楽しそうに作業しているのが印象的でした。
さてさて、第二回では実際にセンサーをつないでみることになりそうです。どんなことができるか、今から楽しみです。講師を務めてくださった倉橋さん、本当にありがとうございます!