

IntelliJ IDEAがきたよ!
こんにちは、ソリューション開発部の瀧口です。
つい先日、とうとう我がソリ開にも Pepper IntelliJ IDEAがやってきました!
予算の厳しい中、ひとまず試験導入という形にして購入本数決めて見積書取ってから稟議書書いて・・・・
みたいな苦労はありますよね、社会人ですもんね。
そういう手続き系はさておき、部内にIntelliJ IDEAを普及していくに当たり、Eclipseからの移行を考えなくてはなりません。移行に当たって参考にしたブログや、導入してからアレコレやったことについて、軽くまとめておこうと思います。
まずはこれ
EclipseからIntelliJ IDEAに移行するユーザーのための情報は、これまでたくさんの方々がブログに書かれています。とりあえず以下のブログは見ておきましょう。
その他アレコレ
何かあれば、随時この記事を更新していきます!
プロパティファイル編集
Javaの.propertiesファイルはUTF-8で書いておけばOKかと思いきや、エンコーディング指定を受け付けてくれないライブラリも残っており、いまだにnative2asciiのお世話になっていたりしますね。EclipseではプロパティファイルエディタやPleiades付属のLimyなどのプラグインで対応していました。
IntelliJ IDEAでは、Settings | Editor > FileEncodings の Transparent native-to-ascii conversion をオンにするだけでOKです。


・・・・と思いきや、エスケープ後の文字列が大文字になってしまうため、小文字になるEclipseで編集したファイルでは大量の差分が出てしまいます。これを解消するため、idea.propertiesファイルに設定を追加しておくと良いです。
idea.native2ascii.lowercase=true
idea.propertiesファイルの編集方法などは Tuning IntelliJ IDEA に書いてあります。
コンパイラヒープサイズ
IntelliJ IDEAに移行して最初に困ったのは、mainメソッドを実行したらビルドがいつまでたっても終わらず、アプリが起動しないことでした。10分くらい待たされた結果がGC Overhead limit exceeded・・・・
テーブル数200強のDBFluteではあるあるですね。渋谷方面から同様の嗚咽が聞こえてきそうですね。
IntelliJ IDEAの場合は、Settings | Build, Execution, Deployment > CompilerのBuild process heap size (Mbytes)でコンパイラのヒープサイズを設定できます。


Quick JUnitみたいなやつ
Eclipseはテストクラスに対する対応が弱く、Quick JUnitを愛用していました。
Quick JUnitでのクラス⇔テストクラス切替(Ctrl+9)は、IntelliJ IDEAではCtrl+Shift+Tで行えます。Quick JUnitでは「クラス名+Test」という名前を持つテストクラスでしか切替できませんでしたが、IntelliJ IDEAではいい感じにしてくれます。この辺りの空気読めてる感が好きです。
同様に、テスト実行(Ctrl+0)は、IntelliJ IDEAではCtrl+Shift+F10です。Quick JUnitと同じく、カーソルがある場所に応じて、1テストメソッドのみかテストクラス全体かが変わります。
おわりに
ラムダが書かれたコードを保存するたびにインデント数がずれて無用なdiffが出てしまうEclipseから移行して以来、もうIntelliJ IDEAから離れられない体になりつつありますが、来年の更新を無事に迎えられるよう、頑張って生産性上げていきたいと思います。