ペッパーアプリ開発 ~Pepper App Challenge 2015 Winter~
ソリューション開発部の中川です。
「Pepper App Challenge 2015 Winter」が開催されています。10月末日の締切にギリギリ間に合わせることができたので応募しました。
アプリ名は「ながさおしえ~る」。
家具などを買おうとした時に、サイズを測りたい、でもメジャーが見つからない。そんなときにペッパーが身振り手振りで幅や高さを教えてくれるアプリです。
紹介動画がありますので、ご覧ください。
人型でリアルに存在しているのだから、空間にフィードバックを与えるアプリにしたい、というアイデアから生まれました。
さて、コンテストの結果は、、、いわゆる残念な結果に終わりました。
一際目を引くようなアプリ、というわけでもないので「まあそうなるよね」という感じですが、主題はこの作品を通じてペッパーアプリ開発のノウハウを蓄積することにありましたので、目標達成!としてよいでしょう。
一見単純なアプリですが、実現するには以下の要素を組み合わせています。
- 呼びかけをトリガーとしてアプリを起動する(Interactive アクティビティ)
- Dialogによる音声認識
- ポーズの記録と呼び出し
それぞれの細かい技術紹介は別途アップしていきます。
いざ作ってみると、「いかにして自然な振る舞いに見せるか」という点に最も時間がかかったことが印象的でした。
「だいたいこれぐらいですねぇ」というセリフを言い終わるタイミングでポーズをとるように調整したり、考えているフリをする間を持たせてみたり、普段SIerとして携わっているシステム開発にはないロボット特有の気配りが要求される点が面白いですね。
今回は残念な結果でしたが、次回以降もチャンスがあれば入賞目指してチャレンジしてきたいと思います。