

社員どうしで熱く語りたいんだ。そうだ社内LT大会だ。
こんにちは。ソリューション開発部の桑原です。
先日、社内LT大会を開催いたしましたので、開催に至る経緯や当日の様子を紹介いたします。
LT:Lightning Talksの略で、短ければ3分、長くても10分程度で終わる短いプレゼンのこと。ゆるゆるな雰囲気のなか行われることが多いです。
きっかけ
社員どうしで熱く語りたいんだ
当社社員には
に紹介されるような技術的に優れた社員や、技術はもちろんのこと技術以外の方面に対しても勉強を続けている社員が多数在籍しています。しかし、普段はプロジェクト単位での働き方となるため、他のプロジェクトにアサイン中の社員が何に興味を持ち、どのようなことを勉強しているか、などが、どうしても見えにくくなってきます。
元々情報共有には積極的な会社ではありますが、忙しさが続くと、ついつい疎かになりがちです・・・
でも、他の社員が勉強していることって気になりますし、自分が勉強していることって他の社員にも伝えたいこともありますよね。
せっかく同じ会社にいるのだから、配属先プロジェクト、好きな言語や得意な技術分野などの垣根を取っ払い、何かしらのテーマについて社員どうしで熱く語るための機会がほしかったです。
深く議論することで自分の持ち得なかった視点や思考に触れることができ、広い視野や深い思考を手に入れるための良い機会になりますよね。
そうだ社内LT大会だ
LT大会であれば時間も短いため登壇ハードルが低いうえ、数多くの社員の話を聞くことができそうです。
社内だからこそ自信がなくても登壇しやすかったり、聞きにくいような質問や他の人とは異なる意見をだすことのハードルが低い、などのメリットもありますね。
そういった思いから社内LT大会の実施をすることになりました。
企画から当日実施まで
企画
告知・準備
開催2ヶ月前に一度、部内で軽く告知をし、その後1ヶ月前に登壇者と聴講者の募集を全社に対して行いました。
他部署からも登壇者としての参加表明もありました。別の部署の社員から技術話を聞けるのはそうそうない機会だったのでとてもありがたかったです。また、飲食つきの緩い雰囲気で社内LT大会をしたかったため、会社に“スポンサー”を依頼したところあっさり「OK」をいただきました。素敵な会社です。
実施
セッション内容は以下のようになりました。登壇者が9名で、技術・非技術入り乱れているあたりは社内LTならではと感じますね。
タイトル | 区分 |
---|---|
EAのDDLテンプレート機能を使って人生をリッチにしよう | ツールハック |
メンタルケアについて | マネジメント |
AIについて | 技術 |
MVにゃんちゃら | 技術 |
ふりかえりをしよう | チーミング |
コンテナネイティブの時代 | 技術 |
Microsoft :The Future Computedから読む未来の働き方 | 働き方改革 |
Excelのショートカットを使いこなそう | ツールハック |
AWS CodeDeployについて | 技術 |
発表時間が5~10分で、質問含め一人あたりの持ち時間を15分とLTにしては長めの時間配分を設定してましたが、それでもギリギリだったかな。という感触でした。
ひょんなことで意見の違いが出ると、どこまでも深く議論出来てしまうので、発表内容に対する議論の時間をしっかりとっても面白いのかな。と思いました。
特にMVにゃんちゃらではバリデーションの置き場所に関して、あるべき論と現実論で休憩時間を過ぎても白熱した議論が続いていたのが印象的でした。エンジニア心をくすぐられる内容ですね。
やっぱりといいますか、議論が好きな社員が多いようです。


ホワイトボードを使ってまとめもして


LT大会自体への振り返りもできました。KeepもProblemとそれに対するTryもしっかり出てきたので、今後よりよいLT大会の運営ができそうです。
振り返り
社内LTの意義
今回の発端となった社員同士の情報共有はもちろんですが、外部でのLT大会以上に間違いを恐れずに発信・質問ができることや、外部で発表するほどではないけど、なんとく発表したい。みたいな温度感で登壇できるのはやはり社内LT大会ならではだな、と感じました。
感想
企画時点では、忙しくて登壇者が集まらなかったら…、聴講者が来なければ…、盛り上がらなかったら…、などの不安はもちろんありましたが、まずはやってみるものですね。チャレンジと失敗に寛大な文化にも後押しされた気がします。
また、「楽しかった」「またやるべき、やりたい」という意見を参加者からいただけたことが大変嬉しく励みになります。
今回のLT大会を単に楽しかった。で終わらせずに次、そのまた次のLT大会へと続けると同時に、LT大会以外でも情報共有がもっとしやすい、より良い土壌を作っていけたらなと考えております。