こんにちは。ソリューション開発部の羽澤です。

先日、ソリューション開発部のメンバー25名ほどで、LEGOスクラム研修というものに参加させて頂きました。
講師の方をお招きし、社内での研修でした。

さて、私とスクラムの関わりですが、実は2015年4月からスクラムによる保守開発を行っております。
プロダクトオーナーは、実際に業務を行っている方が担当し、2週間単位のスプリントを回しています。
このプロジェクトでスクラムマスターを担当している飯出が別の記事を書いておりますが、まさにこのプロジェクトとなります。

こんにちは。ソリューション開発部 認定スクラムマスターの飯出(いいで)です。先日、ソリューション開発部におけるスクラムへの取り組みを紹介しましたが、今回はスクラム開発の実例を紹介します。スクラム開発とは何か。につきましては、下記の記事をご覧ください。...

スクラム経験を持った状態で研修に参加するということで、「私が理解・実践していることが、お作法上間違っていないだろうか」、「その他、何か感じることはないか」という点を考えながら参加しました。

研修の具体的な内容については別のメンバーが記事にするということでしたので、譲ることにします。私はスクラム経験者の立場から、今回の研修を振り返ってみようと思います。ですので、研修の内容・カリキュラムの細かい点については省略していきますのでご了承ください。
そもそもLEGOでスクラムを体験ということですが、以下のような形となっておりました。

  • (今回は)4人チームに分かれる
  • チーム4人で1つの家族となり、これから別の街に引っ越しをするという設定。
  • 引っ越し先の街に対し、こんな施設が欲しいという要望を出す。
    • ユーザー・プロダクトオーナーの立場を経験する
  • 要望に出された施設を、別のチームがLEGOで組み立てる。
    • 自分たちも別のチームの要望に沿って、LEGOで街づくりをする
    • 開発チームの立場を経験する

ポイントに絞って解説をします。

  • 引っ越し先の街に対し、こんな施設が欲しいという要望を出す。

これについてですが、チーム内で家族の誰になるかをあらかじめ決めておきます。そして施設に対して要望を出すときに、「どのような立場の人間が」「なぜ欲しいのか」を書きます。

レゴスクラム(LEGO SCRUM)の体験

例えば私は、高校生の娘という立場で要望を出しました。書いた要望の1つが以下の内容です。

「旅行好きの娘として、旅行代理店がほしい。同じく旅行好きの母と一緒に、計画を立てるためだ。」

これはスクラムで言うところのユーザーストーリーですね。これを書き出すことで、ユーザーの立場で要望を出すという体験をするわけです。前述した要望をチームでいくつか書き出した後、チーム模造紙に街のイメージを絵で書いていきます。これにて、ユーザー側の体験は一旦終わりです。

  • 要望に出された施設を、別のチームがLEGOで組み立てる。(自分たちも別のチームの要望に沿って、LEGOで街づくりをする)

ここからはユーザーの立場ではなく、要望を実現する側、スクラムで言うとことの開発チームの立場に変更となります。別のチームが書いたユーザーストーリーと模造紙を受け取り、LEGOを使って実現していきます。

実現する前に見積もりをするのですが、受け取ったユーザーストーリが無茶であったり、情報が足りてないなと感じる事があります。そんな時は相手のチームに確認しなければなりませんが、相手チームもLEGOで街づくりをしています。つまり、相手チームも忙しい。ですのでチーム(家族)を代表して、開発チームとやり取りをする人を決めておきます。その人が開発チームとの調整をしたり、質問への回答を行ったりします。スクラムでいうところのプロダクトオーナーですね。
私が開発チームとして街づくりをする中で、面白いと思ったのは以下の要望でした。

「遊び好きの猫として、スカイツリーが欲しい。それは、登って遊ぶためだ。」

これを読んで、チームメンバー全員が同じことを言いました。

「いや普通の木でいいでしょ!」

もしユーザーストーリーがなく、「スカイツリーを作ってください」としか書かれていなければ、なんの疑いもなく作っていたと思います。でも「猫が登るためのもの」というユーザーストーリーのおかげで、過剰な要望であることに気づくことができました。

#なお、猫が登るだけなら普通の木で良いのではないでしょうか。と、プロダクトオーナーに確認してみましたが、却下されました。猫さんの要望は強し。

その後は、制限時間内でLEGOを組み立てる作業を行いますが、ここから先は割愛します。

 

まとめます。

  • 私が理解・実践していることが、お作法上間違っていないだろうか

特に、間違っているとは感じたことはありませんでした。

  • その他、何か感じることはないか

正直なところ、新しく何かを覚えた!というようなことはありませんでした。今までの経験を再確認した形です。ただ今回、初めてプロダクトオーナーの立場を経験させて頂きましたが、ユーザーストーリーの書き方について、なるほどと感じました。今回の研修では、ユーザーストーリーを以下の形式で書きました。

「◯◯として、××が欲しい。それは△△のためだ。」

今回の研修で出てきた例は、以下の二つですね

「旅行好きの娘として、旅行代理店がほしい。同じく旅行好きの母と一緒に、計画を立てるためだ。」
「遊び好きの猫として、スカイツリーが欲しい。それは、登って遊ぶためだ。」

こんなシンプルな書き方でも、十分伝わるんだなということに気づきました。

現在のプロジェクトのプロダクトオーナーからは、とても細かく仕様を書いて頂けています。そのおかげで、開発チームとしてはとても助かっているのですが、プロダクトオーナーの負担についてはずっと懸念していました。これからは上記のような形で、もっとシンプルに書いて頂くことで、プロダクトオーナーの負担を減らすことに挑戦していきたいと思います。

 

研修を受けてみて、スクラム未経験者にはスクラムを経験する良い機会だと感じました。また経験者にとっても、普段経験できない立場を経験できる、貴重な機会となりました。今日気づいたことは、今後の業務に役立てていきたいと思います。

 

最後にお約束の感想:LEGO楽しかったです!

スプリントが終わり、レゴ(LEGO)の街が完成しました

 

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スクラム経験者が、LEGOスクラム研修に参加してみたhttps://devlog.arksystems.co.jp/wp-content/uploads/2016/11/DSC01061-1200x800.jpghttps://devlog.arksystems.co.jp/wp-content/uploads/2016/11/DSC01061-150x150.jpghazawaソリューション開発部スクラム開発セミナー・イベント勉強会,スクラム開発,レゴスクラムこんにちは。ソリューション開発部の羽澤です。 先日、ソリューション開発部のメンバー25名ほどで、LEGOスクラム研修というものに参加させて頂きました。 講師の方をお招きし、社内での研修でした。 さて、私とスクラムの関わりですが、実は2015年4月からスクラムによる保守開発を行っております。 プロダクトオーナーは、実際に業務を行っている方が担当し、2週間単位のスプリントを回しています。 このプロジェクトでスクラムマスターを担当している飯出が別の記事を書いておりますが、まさにこのプロジェクトとなります。スクラム経験を持った状態で研修に参加するということで、「私が理解・実践していることが、お作法上間違っていないだろうか」、「その他、何か感じることはないか」という点を考えながら参加しました。 研修の具体的な内容については別のメンバーが記事にするということでしたので、譲ることにします。私はスクラム経験者の立場から、今回の研修を振り返ってみようと思います。ですので、研修の内容・カリキュラムの細かい点については省略していきますのでご了承ください。 そもそもLEGOでスクラムを体験ということですが、以下のような形となっておりました。(今回は)4人チームに分かれる チーム4人で1つの家族となり、これから別の街に引っ越しをするという設定。 引っ越し先の街に対し、こんな施設が欲しいという要望を出す。ユーザー・プロダクトオーナーの立場を経験する要望に出された施設を、別のチームがLEGOで組み立てる。自分たちも別のチームの要望に沿って、LEGOで街づくりをする 開発チームの立場を経験するポイントに絞って解説をします。引っ越し先の街に対し、こんな施設が欲しいという要望を出す。これについてですが、チーム内で家族の誰になるかをあらかじめ決めておきます。そして施設に対して要望を出すときに、「どのような立場の人間が」「なぜ欲しいのか」を書きます。例えば私は、高校生の娘という立場で要望を出しました。書いた要望の1つが以下の内容です。 「旅行好きの娘として、旅行代理店がほしい。同じく旅行好きの母と一緒に、計画を立てるためだ。」これはスクラムで言うところのユーザーストーリーですね。これを書き出すことで、ユーザーの立場で要望を出すという体験をするわけです。前述した要望をチームでいくつか書き出した後、チーム模造紙に街のイメージを絵で書いていきます。これにて、ユーザー側の体験は一旦終わりです。要望に出された施設を、別のチームがLEGOで組み立てる。(自分たちも別のチームの要望に沿って、LEGOで街づくりをする)ここからはユーザーの立場ではなく、要望を実現する側、スクラムで言うとことの開発チームの立場に変更となります。別のチームが書いたユーザーストーリーと模造紙を受け取り、LEGOを使って実現していきます。 実現する前に見積もりをするのですが、受け取ったユーザーストーリが無茶であったり、情報が足りてないなと感じる事があります。そんな時は相手のチームに確認しなければなりませんが、相手チームもLEGOで街づくりをしています。つまり、相手チームも忙しい。ですのでチーム(家族)を代表して、開発チームとやり取りをする人を決めておきます。その人が開発チームとの調整をしたり、質問への回答を行ったりします。スクラムでいうところのプロダクトオーナーですね。 私が開発チームとして街づくりをする中で、面白いと思ったのは以下の要望でした。 「遊び好きの猫として、スカイツリーが欲しい。それは、登って遊ぶためだ。」 これを読んで、チームメンバー全員が同じことを言いました。 「いや普通の木でいいでしょ!」 もしユーザーストーリーがなく、「スカイツリーを作ってください」としか書かれていなければ、なんの疑いもなく作っていたと思います。でも「猫が登るためのもの」というユーザーストーリーのおかげで、過剰な要望であることに気づくことができました。 #なお、猫が登るだけなら普通の木で良いのではないでしょうか。と、プロダクトオーナーに確認してみましたが、却下されました。猫さんの要望は強し。 その後は、制限時間内でLEGOを組み立てる作業を行いますが、ここから先は割愛します。  まとめます。私が理解・実践していることが、お作法上間違っていないだろうか特に、間違っているとは感じたことはありませんでした。その他、何か感じることはないか正直なところ、新しく何かを覚えた!というようなことはありませんでした。今までの経験を再確認した形です。ただ今回、初めてプロダクトオーナーの立場を経験させて頂きましたが、ユーザーストーリーの書き方について、なるほどと感じました。今回の研修では、ユーザーストーリーを以下の形式で書きました。 「◯◯として、××が欲しい。それは△△のためだ。」 今回の研修で出てきた例は、以下の二つですね 「旅行好きの娘として、旅行代理店がほしい。同じく旅行好きの母と一緒に、計画を立てるためだ。」 「遊び好きの猫として、スカイツリーが欲しい。それは、登って遊ぶためだ。」 こんなシンプルな書き方でも、十分伝わるんだなということに気づきました。 現在のプロジェクトのプロダクトオーナーからは、とても細かく仕様を書いて頂けています。そのおかげで、開発チームとしてはとても助かっているのですが、プロダクトオーナーの負担についてはずっと懸念していました。これからは上記のような形で、もっとシンプルに書いて頂くことで、プロダクトオーナーの負担を減らすことに挑戦していきたいと思います。   研修を受けてみて、スクラム未経験者にはスクラムを経験する良い機会だと感じました。また経験者にとっても、普段経験できない立場を経験できる、貴重な機会となりました。今日気づいたことは、今後の業務に役立てていきたいと思います。   最後にお約束の感想:LEGO楽しかったです!ARK Solution Development Division Developers Blog.