LoadStar Schedulerの公式ロゴ画像

LoadStar Scheduler活用道場~サーバー再起動作業をまるごと自動化~

LoadStar Scheduler,システム運用,ジョブ管理,運用効率化,運用改善

こんにちは!システムマネジメントサービス1部 運用プロダクトサービスアカウント LSSチームの波多腰です!

例えば、毎月のOSパッチ適用やメンテナンスに伴う『深夜・休日のサーバー再起動作業』を行う際に、

Aサーバーの起動を確認してからBサーバーを起動する。
サービスの状態を確認する。
手順書と照らし合わせながら次の作業へ進む。
などなど。。

このようなミスが許されない、煩雑な作業へのプレッシャーや担当者の負担増加にお悩みの方も多いのではないでしょうか?

今回は、当社のジョブ管理システム『LoadStar Scheduler』を活用して、そんなサーバー再起動作業を”まるごと・安全に”自動化する実践テクニックを紹介します。

『LoadStar Scheduler』とは…

直感的な操作で、複雑なシステム運用のジョブ(手順)を簡単に自動化・スケジュール実行できる純国産のジョブ管理システムです。初めての方にも分かりやすく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

サーバー再起動作業、難しくはないが…

定期メンテナンスやアプリケーションの更新作業の際、サーバーの再起動作業を実施していませんか?
パッチ適用、アプリケーションアップデート後のサーバー再起動などなど…多くの現場で行われている作業です。

再起動の作業自体は手順化されていて、難しくはないのですが、

  • どのサーバーから停止するのか?
  • どの順番で起動するのか?
  • 関連サービスは停止しているのか?
  • 正常に起動したのか?

といった、再起動前後の確認や作業順序、再起動するサーバーの確認などに多くの時間を使っているのです。

また、オンライン処理や夜間バッチ処理が稼働している時間帯を避けて作業を実施する必要があるため、再起動作業が夜間や休日の対応となり、運用担当者の負担につながるケースも少なくありません。

ですが、LoadStar Schedulerに運用手順を落とし込むことで、実行順序の間違いや実施漏れを防ぎながら、再起動作業そのものを自動化し、運用負荷を大幅に軽減できます。

それでは、ここからは実際にLoadStar Schedulerを使ってサーバー再起動作業をしていきたいと思います。ぜひご覧ください!

よくある運用現場の一例

例えばWebシステムのメンテナンスでは、このような流れになることが多いのではないでしょうか。

作業詳細所要時間
サーバー再起動Webアプリケーション、データベースの停止・停止確認5分
OSの再起動5分
Webアプリケーション、データベースの起動・起動確認5分
再起動後確認正常性確認5分
合計20分

各作業は難しくありませんが、それなりに時間のかかる作業です。

さらには、作業を実施するサーバー台数が増えるほど、作業時間は積み上がっていきます。
Webサーバー、APサーバー、DBサーバーといった複数のサーバーで構成されている場合、それぞれの作業順序も考慮する必要があります。

そして、作業時間が増えるほど「作業ミス」「順序ミス」「実施サーバー漏れ」といったヒューマンエラーも発生しがちです。

再起動処理を自動化しよう

では、これらの作業をLoadStar Schedulerを使って、組み立ててみましょう!
その前に少しだけ用語を説明します。

  • ジョブ:実際に処理を実行する単位(サービス停止やOS再起動などの個々の作業)
  • ジョブネット:複数のジョブを順番や条件に従ってまとめた処理の流れ

つまりは、実行したい処理をジョブとして作成し、実行したい順番や依存関係、条件に従い、ジョブネットとして1つの処理フローを作成するのです。

完成したジョブネットを起動するだけで、事前に定義した設定に従い各ジョブがフローに従って起動します。

サーバー再起動用ジョブネット

サーバー再起動作業用のジョブネットはこのようになります。
サービス停止が正常に終了した場合は、「正常終了時」のジョブネットへ分岐し、異常終了した場合は、「異常終了時」のジョブネットへ分岐します。

純国産ジョブ管理システムのLoadStarSchedulerによるサーバー再起動ジョブネットの例。サービス停止と状態確認を自動実行し、正常・異常判定に応じて後続処理へ分岐するジョブフロー。
サーバー再起動用ジョブネット

正常終了時のジョブネット

正常終了時のジョブネット内ではサーバーの再起動とサービスの起動処理を行います。

純国産ジョブ管理システムのLoadStarSchedulerによる正常終了時ジョブネットの例。サーバー再起動後にサービスを起動し、サービスの起動状態を確認するジョブフロー。
サーバー再起動処理ジョブネット

どのように処理が進んでいくのか、どのような処理が行われるのかも画面上から一目瞭然です!

実際にサーバーの再起動をしてみた

サーバー再起動ジョブネットの実行

それでは先ほど完成したサーバー再起動ジョブネットを実行していきます!
作業は簡単です。サーバー再起動用のジョブネットを実行するだけです。後は処理の完了を見守りましょう…
正常に終了した処理は緑色のアイコンに変わります。

サービス停止完了状態

サービスの停止まで処理が進みました!
アイコンの色で各処理の実行状況がわかりやすいのも特長です。

純国産ジョブ管理システムのLoadStarSchedulerによるサーバー再起動ジョブネットの実行例。サービス停止処理が正常に完了し、ジョブアイコンの色で実行状況を確認できる画面。
サービス停止完了状態

サーバー再起動作業完了状態

サービス停止状態から、サーバー再起動、サービス起動後の確認まですべて完了しました!
青色だったアイコンがすべて緑色になり、無事正常終了しました。

純国産ジョブ管理システムのLoadStarSchedulerによるサーバー再起動ジョブネットの実行結果。各ジョブが正常終了してアイコンが緑色となり、サーバー再起動作業が完了した状態を示す画面。
再起動完了状態

非常に簡単な操作かつ短時間で実行できます。
手作業で実施したときと比べ、約1/4ほどの時間で作業が完了します。
※時間はサーバー1台を対象とした一般的な運用例です。実際の時間は環境や作業内容により異なります。

作業詳細手作業LoadStar Scheduler
再起動の実施ジョブネットの起動15分3分
再起動後確認ジョブの実行結果確認5分2分
合計20分5分
手作業とLoadStar Schedulerの作業時間比較

問題発生時の状況確認

もしもサービス停止で問題が発生したときは…?
心配ご無用です。画面上からエラー内容を確認できるので、作業対象サーバーへの接続は不要です。

また、監視システムと連携することで、リアルタイムに異常を検知することも可能です。

純国産ジョブ管理システムのLoadStarSchedulerによるサーバー再起動ジョブネットの異常終了時の実行例。サービス停止確認ジョブでエラーが発生し、異常判定へ分岐するとともに、実行結果メッセージ画面からエラー内容を確認している状態。
問題発生状態

複数台のサーバー再起動をしてみた

運用現場では複数のサーバーを再起動するメンテナンス作業もあるかと思います。
そんなケースでもLoadStar Schedulerにて自動化が可能です!

複数サーバー再起動用ジョブネット

このように複数サーバーに対する再起動処理を1つのサーバー再起動用ジョブネットとして作成できます。
今回はAサーバー、Bサーバー、Cサーバーの合計3台のサーバーを再起動していきたいと思います!

純国産ジョブ管理システムのLoadStarSchedulerによる複数サーバー再起動ジョブネットの例。Aサーバー、Bサーバー、Cサーバーの再起動とサービス状態確認を一元管理するジョブフロー。
複数サーバー再起動作業用ジョブネット

複数サーバー再起動作業完了状態

作成したサーバー再起動ジョブネットを起動することで…
3台のサーバーの再起動作業が完了しました!

純国産ジョブ管理システムのLoadStarSchedulerによる複数サーバー再起動ジョブネットの実行結果。Aサーバー、Bサーバー、Cサーバーの再起動処理が正常終了し、ジョブアイコンが緑色で表示された完了状態の画面。
複数サーバー再起動作業完了状態

このように複数のサーバーに対しても再起動をまとめて自動化することが可能です。
1台ずつ手作業する必要がないため、作業対象となるサーバーの実施漏れ防止や作業時間の削減につながります!

手作業運用とジョブによる自動化運用の比較

手作業による運用と、ジョブ管理システムであるLoadStar Schedulerを使用した自動化運用を比べてみましょう!

項目手作業運用 LoadStar Scheduler
実行順序手順書を確認しながら実施設定した順序で自動実行
複数台対応1台ずつ実施同時・順次実行可能
担当者の拘束時間開始から終了まで立ち合い開始時と結果確認時のみ
次工程への進行判断担当者が都度判断条件に応じて自動実行
異常検知時の対応担当者が都度判断自動停止・自動分岐・自動通知 (監視システムと連携)
属人化発生しやすい 標準化しやすい
運用品質担当者依存均一化しやすい
手作業運用とLoadStar Schedulerを利用した運用比較

このように作業者が都度判断をしながら作業を実施する必要がなく、ヒューマンエラーの発生を防ぎながらより安全に作業を実施できます!
また「特定の担当者がいないとこの作業は実施できない」といった属人化も、すべてLoadStar Schedulerに落とし込むことで、誰でも同じ作業を実施できるのです。

LoadStar Schedulerを使う良さとは…

ジョブ管理に潜む課題

ジョブ運用やシステム運用の現場では、「運用に手間がかかる」「管理が複雑になる」「コストが見合わない」など、さまざまな課題に直面することはないでしょうか。

スクリプト対応の課題

サーバーの再起動そのものはスクリプトでも実現できます。
しかし実際の運用では、

  • 実行順序の管理
  • 条件判定
  • 異常時の分岐
  • 実行状況の確認
  • 結果通知

など、処理そのものよりも運用面に手間がかかります。

OS標準スケジューラーの課題

一方で、OS標準のcron・タスクスケジューラーでは、

  • 処理の実行状況が見えにくい
  • 障害時の通知や復旧を個別実装する必要がある
  • ジョブ依存関係の管理が煩雑
  • 複数サーバー、異なるOSの一元管理が難しい

といった限界があるため、今回はジョブ管理システムを使用した事例を紹介しました。

大規模システム向け製品の課題

ただし、ジョブ管理システムにはさまざまな選択肢があります。大規模システム向けの高機能製品は豊富な機能を備えている一方で、

  • 導入コストが高い
  • 設定や運用が複雑
  • 専門知識が必要
  • 実際には使わない機能も多い

といった課題を抱えるケースも少なくありません。

運用現場にフィットする選択肢

運用現場にちょうどいいジョブ管理システム

LoadStar Schedulerとは、これらの課題を埋める『ちょうどいいジョブ管理システム』なのです!
ジョブ管理に必要な機能をしっかり備えながらも、シンプルな操作性と導入しやすい価格体系で、運用現場の負担軽減を支援します。

既存手段よくある課題LoadStar Schedulerでの解決
OS標準スケジューラー依存関係や実行状況が見えにくいジョブネット化・実行状況の可視化
手順書ベースの運用属人化・作業ミス・夜間休日対応自動実行・実行履歴記録・結果通知
高機能な商用ツール高コスト・操作複雑・保守負担サーバー単位課金・シンプルな操作性
OSS系ツールサポート・大規模運用への不安導入支援・保守サポート・監視連携
既存運用の課題とLoadStar Schedulerによる解決

最後に

今回は、LoadStar Schedulerを利用したサーバー再起動運用の自動化の例を紹介しました。

LoadStar Schedulerは今回紹介したサーバー再起動だけでなく、ジョブ管理システム(ジョブスケジューラ)として、バッチ処理の自動実行やファイル連携、データ連携処理、定期メンテナンス作業などさまざまなシステム運用の自動化に活用できます。

また、日々の作業をジョブネットとして整理し、条件分岐や通知機能を組み合わせながら、再起動運用をより安全かつ効率的に実施できます。

今後もLoadStar Schedulerを活用した運用自動化のノウハウや活用事例をお届けしていきますので、次回の記事もお楽しみに!

「毎月の再起動メンテナンス作業をもっと楽にしたい」
「手順書ベースの運用を見直したい」
「運用の属人化を減らしたい」
そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひLoadStar Schedulerをご活用ください!

どんな製品か少し体験みたい、という方向けに評価版ライセンスも用意しております。
まずはお気軽にご相談ください!

LoadStar Schedulerの機能や活用事例について詳しく知りたい方は、ぜひ当社ポータルサイトをご覧ください!

  • Zabbix Enterprise Appliance
  • 低コスト・短納期で提供するまるごとおまかせZabbix